ドイツ語C1向け参考書レビュー
ドイツ語検定C1対策にあたり、最初に購入した参考書(Klipp und Klar)のレビューを残しておく。買う前に内容を直接見たい方はオンラインでサンプルが参照できます。他のオンラインショップでは最初の75ページほど読める所もあり。
まずはC1対策をする前の自分の状況から説明。
まずはC1対策をする前の自分の状況から説明。
- 言語オタク兼サラリーマンの100%独学
- ドイツ語の知識は「バームクーヘン」のみからスタート
- 最初のドイツ語勉強は大学用教科書(ISBN-13: 978-0130409911)一冊のみを2年で3〜4回程度やり込む(母校のドイツ語科一年目のコースで採用されていたので購入)
- その後数年ドイツ語の勉強を怠る
- (強制的なドイツ語勉強再開の名目として)何を血迷ったか試験対策なしでゲーテB1受験、合格でビックリ
- その後小説、Youtube、新聞、ポッドキャストなど手当たり次第に手を出してドイツ語の復習(参考書や問題集はやってない)
- この間文法を結構忘れてしまう
- ドイツ語センター試験を遊びで受けて、高得点(しかし一問落とした)を取り調子に乗ってしまう
- C1を受けることにする
- C1 向けの参考書を探している時にこちらを読み、Klipp u. Klarの購入を決意
現在:参考書2周目
感想など
- B2/C1向け、ということでC1対策としてベラボウに難しいのではない(変に難しい単語や表現はない)
- 文法に関してはB2を越えるとそんなに目新しいことはないので、C1対策は「難しいB2向けの本」で充分だと思う
- 試験問題に慣れるための本ではなく、基礎をC1レベルまで引き上げる為の本(受験形式に慣れるために別の問題集が必要)
- 独学者向け(「さぁ、クラスのみんなとこれをやってみましょう」的な練習がない)
- 使われている例文はほぼ実際の世の中で使われているドイツ語(新聞やネット資料かを参照してある)なので、ドイツ語そのもの上達にも使える
- やりこみ式の問題集ではないので、練習量は控え目(苦手分野用にドリル的な問題集を別途用意するのが良いと思われる)
- 受験に必要な文法項目全てを網羅してある(弱点のみを復習するのにも使える)
- 丁寧に説明してあるので得意分野の項目だと退屈になるが、弱点分野だと非常に有難い
- 作文の訓練には不向き(作文問題もあるが、解答例が一つのみ付いているのみで詳しい説明などはない)
- リスニング&スピーチ向けの練習としては絶対的に不足
- 文法の復習と語彙を増やす目的に利用するのが良い
- 参考書2周目でも面白い(バカなので1周目/2ヶ月前にやったことを忘れている)
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