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Showing posts from November, 2019

文法復習

独学者にとって集中力と継続力は必要不可欠なはず、と思っている。しかしそれが自分にはない。継続できなくって、文法書の後半は全く覚えてないのが現状。ドイツ語の理解イコール単語の翻訳、っていうのが自分の悪い所。とりあえず大学一年レベルの文法と構文は抑えておくべきと思い、 ヨハン先生 の説明を読んで、練習問題をやってみることにする。構文と文法の理解を深めてると長文と作文対策に有効、なはず。単語がわからなくても文法と文章の流れから意味を予測する、っていうスキルを向上させたい。 素晴らしい教材をネットに残してくださったヨハン先生、ありがとうございます。一度会ってお話してみたい。ドイツ語を愛し、教えることに誇りを持つ、生徒思いの先生何だろうなぁ。 所々スペルミスがあるけど、手作り教材だからこそ。中級までの教材としてネット上随一の質。敢えて申し上げるなら、ちゃんとした目次が欲しい。 ここ数日で苦手な箇所(受動態、関係代名詞、接続法)を一通りやってみた。 来週同じ箇所を復習する予定。一回めは苦手な部分を探すため。二度目は暗記するため。来月二度目の復習をやってみて、忘れている所を確認しよう。 ヨハン先生の教材が使いこなせれば、初級から中級までこれ一つで充分。中級から上級を目指す場合でも、復習に役立ちます。

関係代名詞の2格

関係代名詞の2格は関係文中の文頭に置かれ、2格の所有冠詞のよう使われる。尚その直後の名詞には冠詞が省略される。 Der Künstler, dessen Bild ich gekauft habe, ist Amerikaner. Alle Japaner kennen den Künstler des Bildes . 関係代名詞の2格は関係文中に2格支配の動詞が置かれていれば、その目的語として使われる。 Der Vater, dessen wir oft gedenken, arbeitet jetzt allein im Ausland.

Easy Germanを使ってリスニング強化

Easy German は「Easy ...」シリーズのドイツ語版。言語学習者用に作られたYoutubeチャンネル。日本語版もある。Easy Germanはドイツ語放送だけれど、英語とドイツ語でサブタイトルが付いている。話法に特化した、ストリート感溢れる放送。以前からチェックしていて、上級者向きのPlay Listに入っているビデオはほぼ全部見た。勉強になるテーマも多い。最近は製作がこなれてきて、ハズレが少ない。 新たに始まった ポットキャスト (テキスト付)を利用して今日はリスニングの特訓。今回は 第3話 。ビデオにも登場するCariさんとManuelさんの対話方式。試験のリスニングとディスカッション対策になりそう。 1話80分と長いので、最初の10分を拝聴。面白い(試験に使えそうな)単語や表現をピックアップする。 Los geht's! 今日の語彙 ich bin richtig gut gelaunt! 気分が良い verraten 言う、秘密を打ち明ける aufzeichnen 録音する、録画する im Regel 決まりとして Es ist keine Pflicht. 義務ではない andere Perspektive zum Thema 異論 ich finde es interessant, auch die andere Perspektive kennen zu lernen 反論があるのを面白く思う Das wäre in unserer Kindheit unvorstellbar gewesen. 子供時代には想像すらできなかった im Prinzip 原則として ich gebe Tina nämlich auch komplett Recht ティナに賛成する e Kette チェーン店 ruinieren ダメージを与える Recht ausüben 権利を行使する Also ich reg mich total darüber auf. 残念に思う e Späti 深夜オープンの店 カリさん、最初の10分で3回も「im Prinzip」って言ってるね。ディスカッションでも使えそう。例えば相手の意見を認めつつ自分が反論する場合「im Prinzip geb

今日のリスニング

今日は こちら を聞いてみる。 高級ファッション業界の話。フランスの企業、LVMHがアメリカのティファニーを買収。 ファッションに興味がないし、アクセサリーなんて持ってない。なのでその方面の語彙力強化も目的。 煌びやかな業界の中で覇権を狙うLVMH。ターゲットはアメリカと中国市場。 今日の単語 r Schmuck 宝石 Schmuckindustrie 宝石産業 sich schmücken 装飾する r Klunker ペンダント、宝石、キラキラした物 r Anleger 投資家 試験で使えそうな熟語 seine Präsenz ausbauen 存在感を再構築する über die Bühne gehen 舞台に出る/公になる Seite an Seite 肩を並べて ein Auge auf etw werfen 〜に注目する、一目置く Spuren hinterlassen 足跡を残す、形跡を残す 「... schmückt sich mit Tiffany」で「己自身をティファニーで飾り立てる」と訳すのではなく、「ティファニーを買収する」となる。宝石業界の話に相応しい、小洒落た表現。 「über die Bühne gehen」という表現が出てくるのは、文章後半のミュージカルの話の前フリ。 このアナウンサーは文章が終わった句点の所の間が短いので聞き辛い。編集して間を縮めているのかな?この人が試験の聞き取り問題読んだら確実に不合格だよ。ニュース聞いてもよく聞き取れなかった。文章自体は易しい部類に入る。

リスニング、スピーチと作文対策

C1には政治、経済、科学、一般教養から満遍なく出題される。過去問を少しやってみたけれど、ドイツでホットな話題に触れていると問題が理解し易いと感じた。例えば環境問題だったらドイツ的には環境汚染反対(プラスチックのゴミを減らす努力をしている等)。移民問題だったら、差別反対とか。話題になっていることが想像できる。すなわち知らない単語でも話題の知識と文章の流れから何となく分かる場合がある、かもしれない。ドイツの近代史の知識がきっと役に立つはず。 長文問題そのもの感想は、ドイツの左翼的視点で問題制作がしてあるような...。問題製作者は シュピーゲル 読んでいるよね、きっと。 ビルト 読んでても役に立たない。例えばAfDの話題だったら、きっと否定的な文章を出題するに違いない。 長文はドイツに関するニュースか、世界全体が関わっているニュース。もしくは誰にでも起こり得る日常の話。なので日本に関す文章で練習、なんて試験対策としてほぼ意味がない。 で、今日は こちら を使ってリスニングの練習。 政治家のスピーチって早口だね。短い時間に情報を詰め込む努力をしているのが分かる。スピーチの前に練習してるようで、長文でも一息で読んでる。暗記しているんじゃなくって、モニター上の文字列を読んでいる。文章そのものは簡潔で、ネイティブには理解しやすいんだろう。力強い口調なので訴えてくる意思を感じる。こんな風には決して話せないけど、人に訴える話法としてスピーチの部分を集中して勉強することにする。 最初のスピーチ "Wenn Ihr der Meinung seid, dass dieser Weg, den ich gemeinsam mit Euch gehen möchte, nicht der Weg ist, den Ihr für den Richtigen haltet, dann lasst es uns heute aussprechen. Dann lasst es uns heute auch beenden. Hier und jetzt und heute." Wegが二度出てくるのが特徴的。簡単な単語を軸にして理論を展開。最後に「Hier und jetzt und heute.」みたいにドイツ語学習歴一ヶ月ぐらいの人でも分かるよう

ドイツ語C1試験:傾向と対策(自分用)

目標はC1と定めた。その為の試験勉強をしなきゃならない。でもドイツ語上級者を目指しているのではなくドイツ語上級(C1)試験に受かるのが目標だから、自分には受験勉強のテクニック「傾向と対策」が重要となる。最小限のドイツ語能力を試験のテクニックを用いて最大限利用するのである。そして満点を目指すのではなく、合格点を目指すことにする。 必要:C1試験に受かる最小限のテクニックと実力 不必要:ドイツ語ペラペラ、文法&構文バッチリ、単語何でも知ってる 例えば長文問題だと問題文最初に読む、とか。予備校の先生が仰ってたことを思い出した。 で、C1合格した人の知恵を借りることに。とりあえず今必要なのは 試験の傾向 独学用の問題集 試験の対策 を知ること。そして自分に足りないことを理解し、実行。 でグーグル先生と相談。 1) ゲーテ公式 を読んでも、読解、作文、リスニングと口頭試験がある、ってことぐらいしか書いてない。受験に必要な知識は こちら が参考になった。 同じブログの別ポスト に作文のコツも書いてあった。 こちら のレポートも優秀。しかし調べても「毎日ドイツ語に触れる」、ぐらいの情報しか出てこない。 2)参考書&問題集は こちら が良いみたい。独学用とのこと。普通の参考書って「クラスのみんなとこれを話してみよう!」みたいな進め方だけど、僕は独学だから。学校でドイツ語やっている人の情報だと(僕のやり方に)役に立たない記事が多い。個人的には人の進行具合と合わせながら授業を進めるって時間の無駄になることが多いと思ってる。関係ないけど...これ以上必要ないっていう位、世の中には初級者向けの記事が溢れているのが検索してみて分かった(僕が書いているのは個人用のメモだから!)。 3)対策は こちら 、 こちら 、 こちら 等を読んでみた。実際にどんな内容のディスカッションがあったとか、具体的な経験談が嬉しい。フムフム。 じゃ、自分に何が足りないか?まず全く覚えてない関係代名詞、受動態、接続法の再勉強。 こちら と こちら を使うことにする。ヨハン先生の作った教材は何回か参考にしたことがある。素晴らしいんだけど、旧制書法が時々出没。引退したどこかの偉い大学教授か研究者でしょうね。東京外大の教材は初級分野を網羅してあって便利。超

ドイツ語学習再開、の巻

10年ぐらい前にドイツ語文法を独学したことがある。まぁ、なんとなく(当時は中国語も並行してやってた、所謂言語オタク)。モノにはならなかったけど。ちなみに勉強方法は大学一年生レベルの文法書を一年間で三度やった。一度目は素読のみ。二度目は辞書を使って単語を全部調べた。三度目は文法問題をすべてやった。それだけ。ただ最後の2-3章は集中力なくなってほぼ覚えてない。関係代名詞、受動態、接続法は全く身につかなかった。 その後も結構な時間を費やしてドイツ語を伸ばす努力をしてみた。例えばドイツ語のニュースやドイツ人Youtuberのチャンネルを見たり。それによってチョッピリ語彙力や聞き取り能力も上がった。でもそれは勉強とは言えない、趣味のような雰囲気だった。最近やっと関係代名詞の初歩は理解できたような気がした。受動態はボンヤリ程度。接続詞は今でも理解してない。ただ「ich würde gerne」とか「ich hätte gerne」とかの表現はよく耳にしたので、いつか時間があれば文法書をしっかり読んでみるつもり(10年間文法書は読んでいません)。 最近はドイツ語学習系のYoutuberやブロガーをフォローしてる。その界隈では「ドイツ語センター試験やってみた」系のポストが多い。で、試しに自分も ドイツ語センター試験の過去問 三年分をやってみた。平均は197点(200点満点中)。フーン、出題の難易度は英語よりも随分と低いんだね。英語ネイティブでもセンター英語満点は難しいのに、ドイツ語だと高校三年間第二外国語を普通にやってれば満点狙えるレベル、と感じた。 今まで自分の実力なんて知らなかったけど、とりあえず日本国内のドイツ語学習者のレベルとして中級ぐらいの実力がある、と実感できた。じゃ、目指すは上級だね。具体的な目標が欲しいので独検1級を目指そうか。もしくは欧州ドイツ語検定定番のCレベル。まぁどっちでもいい。とりあえずC1(ドイツ国内の大学で現地の学生と一緒に勉強できる)レベルに目標を設定。日本国内だけ通用する独検よりも、国際的に認められているという理由で。 同時にブログを開設。自分用の備忘録として。Los geht's!